コラム:面接試験と調理師試験の共通点

受講生の皆さんにこんなお話をしました。

 

2級の面接試験と調理師の試験には共通点があるんだよ。

(注)ここでの調理師試験は例えです。

 

生徒さんは、きょとんとしていました。そんなことあるんですか?と

 

まったく関係なさそうですが、実はあるんです

 

2級の面接では事前に「相談内容」が提示されますよね。

 

これは調理師試験では、調理課題はこの5種類の料理と指定される。

 

「創作和食」「フレンチ」「回鍋肉半」「ビーフシテュー」みたいに。

 

こんな感じです。お勧めは「料理の材料は自前でもってくる」ことです。

  

もし忘れた場合は、

 

一応会場にはいろいろ材料はありますが保証の限りではありません。

 

こんな場合に皆さんは、材料をもっていきますか?

 

もちろん持って行きますよね。

 

でないとほとんどちゃんとした料理ができないから。

 

これを2級の面接にあてはめると

 

「調理課題はこの5種類」は「面接の相談内容5種類」にあたります。

 

調理の基本から技術の習得は「面接完全マスター講座」での習得と同じです。

 

いわば料理が上手、面接が上手の為の勉強と習得が欠かせないことは共通です。

 

試験では更に試験の内容が指定されているのです。

 

準備や練習することは当然ですね

 

では調理試験で、

 

料理の材料をもっていかないとできないことは誰でも分かります

 

しかし2級面接では面接の材料をちゃんと考えてもっていかない人が多いんです

 

本番で何とか自力でなると思っているんです。

 

そういう人もごくまれにはいるんですが・・・

 

普通は、そうは問屋が卸さないからうまくいなない。

 

このために面接試験では「相談概要」を1か月前に出しているのです。

 

隠れた声は「しっかり準備して材料もってきてね

 

材料探しが試験ではなくどう調理できるか、

 

どう適切な面談ができるか を見るのだから」と聞こえます。

 

ではこの材料ってなんでしょうか?

 

これは面接で必ず使う「要素」です。

 

あくまで「要素」です。自分勝手なストーリー作っちゃだめです

 

それは、あくまで相談者に向き合って共感しつつできるものです。

 

では、材料として準備するものはズバリ相談に応じた

 

要約確認、質問項目、想定複数問題、具体的展開例です。

 

これらを頭の引き出しに入れて持っていくのです。

 

必要な時にちゃんと引き出せるように整理しておくのです。

 

面接の流れ、枠組みは「面接の基本の形」によりできるのです。

 

これは調理の腕が確か(基本がしっかりできる)でいい材料がある状態です。

 

さて、試験本番開始

 

調理師も時間が勝負です。20分は少し短いかもしれません。

 

キャリコン面接試験も20分は短いのですが、その中でちゃんとできることを

 

見せる(実践する)ことが大切です。

 

調理の評価項目は「手際」「見栄え」「アイデア」「味」でしょうか。

 

2級面接は「基本的態度」「関係構築」「問題把握」「具体的展開」ですね

 

いずれにしても、

 

1)「基本から応用」の形や技能がベースで

 

2)その時の「材料」を状況に応じてどううまく使ったか

 

2つが合格への必須条件です。それを実現するのが勉強と練習です。

 

Neoキャリアアカデミーでは

 

基本から応用」の形や技能の習得の為に

 

面接完全マスター講座」、「面接習得ダイジェスト版」があります。

 

本番試験の為の「材料」の為に

 

18回面接5ケース対策教材」があります。

 

材料を自分で考えて調達できる方は良いのですが

 

自信がない方、自分のチェックの為にぜひお使い下さい。

 

これは正当な方法です。

 

どんなプロでも初めは、

 

先生やコーチから指導や手本を見せてもらって

 

一人前になったのですから